【箱根 彫刻の森美術館に子連れ】子供が喜ぶ彫刻とアートポイント6選




こども内閣 トラベル省 大臣のドレッシングです。

箱根 強羅にある彫刻の森美術館は屋内と屋外にたくさんの彫刻が展示された、子供にもぴったりな美術館。
なぜ子供にぴったりか?というと、彫刻の中に入って楽しみながらアート体験できるんです。

どんなところが魅力ポイントかというと、、、

・自由に駆け上れるネットの森

・幻想的なしゃぼん玉のお城

・シンプルなのに難解な迷路 星の庭

この他見所たくさんです。

また、子供と一緒に楽しめる彫刻アート作品も満載です。例えば、

・嘆きの天使

・ミスブラックパワー

・浮かぶ彫刻

などは、子供のリアクションも大きく、質問も飛び出していました。

ということで、子連れ彫刻美術館の魅力をご紹介したいと思います。

子供と何度も通ってしまう彫刻の森美術館

6歳 ケチャップ総理と3歳 マヨネーズ副総理を連れて、今回の箱根子連れ旅行では箱根彫刻の森へとやってきました。

彫刻の森美術館は箱根の強羅にある、屋内・屋外に彫刻の並んでいるなかなか規模感のある美術館。

で、アートに触れながら子供が遊べるポイントも盛りだくさんなので、こども内閣もかれこれ4回目となります。
美術館に行こう!といっても、都市部にある美術館に子連れだと冷ややかな目をされることがあるんですよね。
さらに、子供としてもなかなかじっと絵画を見る、ということに楽しさを感じられません。

それでこの箱根彫刻の森美術館なんですが、ここだと子供は大喜びなのです。
屋外がメインですし、ネットの森、迷路、見晴らしのいい塔やシャボン玉のお城など、1日過ごしても飽きないんです。

ということで、1日目に仙石原の箱根ハイランドホテルに宿泊、お昼にホテルを出発してバスで強羅へ。

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2018.04.20

強羅駅からベビーカーを押して徒歩で10分移動すると、美術館です。
(強羅駅からは箱根登山鉄道で1駅、彫刻の森美術館駅で下車するのが最短ルートですが、こども内閣はいつも強羅からさっと歩きます)

箱根 彫刻の森美術館に到着

箱根 彫刻の森美術館に到着しました。
まずはチケットを購入します。

小田急に乗って移動している方は、箱根クーポンという割引があります。
また、ウェブサイトの割引情報をスマートフォンで拾って見せるだけで100円割引になりますので、ぜひ活用しましょう。

彫刻の森美術館の料金

大人1600円

大学生・高校生 1200円

中学生・小学生 800円

未就学児 無料

ケチャップ総理は、この4月から小学生!
なんですが、今入学式直前の未就学児なので無料です。
やったーというよりは、そうか!いよいよ小学生だから6歳 ケチャップ総理はいろいろと子供料金の課金があるのか!とじわじわ実感が湧いてきました。

3歳 マヨネーズ副総理はまだしばらくは無料で行けそうですね。
まあ以前は飛行機も無料で乗ることができたマヨネーズ副総理ですが、日に日に料金がかかるようになっていくこども内閣でした。

チケット売り場のすぐ脇のエスカレーターから入場。

チケットを提示して、このエスカレーターを降りるとすぐに美術館!

なのですが、私たちはベビーカーがあるので、別の入り口へ。

ということで、一旦おみやげコーナーやレストランエリアのある横の館内に入ります。

ここからエレベーターで。

下って行くと美術館が広がる、つまり山をエレベーターで降りるわけですね。

エレベーターのドアが開くと、トンネルの奥からまばゆい光が!
早くもアート空間ですね。

6歳 ケチャップ総理と進んでいきます。

3歳、マヨネーズ副総理は、、ベビーカーで寝ていました。
昨日ホテルの部屋で走り回っていましたから、早速疲れたのでしょう。

 

子供が遊べる彫刻アート作品

子供が遊べる彫刻アート作品1 天をのぞく穴

6歳 ケチャップ総理と3歳 マヨネーズ副総理が大好きな、天をのぞく穴です。

ここに入ると、なんどもなんども入ったり出たり、入ったりと繰り返して・・・
もちろんドレッシング大臣も一緒に行こう!と誘われるわけです。

天をのぞく穴は、地下にぐねぐねと小さな道が続いています。
その途中に天をのぞく穴があるんです。
一体何があるのか?それはぜひ箱根彫刻の森美術館に行って確かめてみてください!

6歳ケチャップ総理、先導して進んでいきます。
3歳マヨネーズ副総理も目覚めまして、早速ケチャップ総理について天をのぞく穴へと入っていきます。

結構声が響くので、そこも複数人で行くと面白いです、子供も大喜び。

地下に降りると、くねくね道の壁がモコモコしてる。
柔らかそうなカーテンのような生地か?と思って触ると、ガチガチに硬いです。

出口はこちら。

子供が遊べる彫刻アート作品2 しゃぼん玉のお城

じゃぼん玉のお城は、遠くで見てもシャボン玉のような輝きを放っている存在感のある作品です。

これ、中に入って遊べるというのが子供の喜ぶ最大のポイントです。

しゃぼん玉のお城の入り口は何箇所もあります。

入り口から入って、すっと上に登っていく6歳 ケチャップ総理。

やや、もうあんな高いところに!

ピーター・ピアース(アメリカ 1936 -)
2011年 1600x740x960cm
強化プラスチック、ステンレス、スティール

透明なカプセルをいくつもつなげたこの作品は、ふわふわと空に舞い上がる無数の
しゃぼん玉のようにも見えます。
迷路の面白さをもつこのカプセルのなかで遊びながら、子供たちは、光とともに表情
を変える、
自然が生み出した形態の面白さを見出すことができます。

箱根彫刻の森美術館 ウェブサイトより引用

子供が遊べる彫刻アート作品3 ネットの森

木を組み合わせて出来上がっているこちらの建物、この中は子供たちが大喜びのネットのスペースがあります。

ネットの森は、屋内に大きなネットが張り巡らされた施設。
ここは小学生の子供たちに大人気の様子です。
フランスあたりから来ている方の子供たちも楽しそうに遊んでいました。

ネットに入り込む6歳ケチャップ総理。

あんな高いところに!

ぶら下がって遊ぶことも。

3歳 マヨネーズ副総理はそこまで高いところには行けませんので、低いエリアを行ったり来たり。
それでもここは30分以上は楽しめます。

施設名:「ネットの森」
ネット作品:堀内紀子《おくりもの:未知のポケット2》
2009年 600×1500×2,000cm
手染めナイロン組紐;手鉤編
大断面集成材を積み上げた木造ドームの中に、カラフルな手編みのネットがいくつもつなぎ合わされた巨大なハンモックの造形が組みこまれています。
作品の中に入って登ったり、跳ねたり、ポール部分に乗ってみたりしながら、色彩感覚と造形感覚をからだ全体で感じることができる体験型アート作品として、子どもたちに絶大な人気を博しています。

箱根彫刻の森美術館ウェブサイトより引用

子供が遊べる彫刻アート作品4 星の庭

結果15分くらい迷路の中を逃げて、つかまったドレッシング大臣です。
この迷路という作品には歩いて入ることができるのですが、、、

上から見るとこんな風になっている星の庭。

彫刻の森美術館グランドデザインの一部として、 彫刻家、井上武吉の設計によりつくられた星型の迷路です。迷路は周辺より低い位置にあるので、上から眺めることができます。一見簡単そうに見える迷路も、中に入ると方向感覚を失いそうになってなかなか出られないかもしれません。

箱根彫刻の森美術館ウェブサイトより引用

恐る恐る星の庭に入る6歳 ケチャップ総理。

ブロックベイで囲まれた細い道が続いている星の庭内部。

近所の公園にもこんなのがあったような・・・
という声が聞こえてきそうですが、アートを体験しながら遊んでいるということで。

子供が遊べる彫刻アート作品5 謎の目玉焼き

途中、目玉焼きが置かれていましたので、早速靴を脱いで乗ってみることに。

つぶれそうでつぶれない黄身の上を歩く3歳 マヨネーズ副総理。

子供が遊べる彫刻アート作品6 イサムノグチとアート空間

ここは室内なので、彫刻の森美術館についたら雨が・・・という時でも安心して子供を遊ばせられるスペースでもありますよ。
館内にはポールが立っていて、塗料の塗られる位置がそれぞれ異なるので、なんとも不思議な空間となっています。
クッションのようなものがたくさん置いてあって、自由に動かせますので道路にしたり、山にしたりとまるで積み木のように子供たちは遊んでいます。

会場の中心に展示されている、赤い大きな作品《オクテトラ》。
アメリカの彫刻家イサム・ノグチは、日常の遊び場にアートを持ち込み、こどもたちに夢を与えるために数多くのプレイスカルプチャー(遊べる彫刻)を制作しました。《オクテトラ》は、イサム・ノグチが制作したプレイスカルプチャーで最も知られたものです。 ギリシャ語の8=オクトと4=テトラを組み合わせて《オクテトラ》と名付けられたこの作品は、六角形の面4つと三角形の面4つをあわせた八面体の彫刻で、中に入って登ったり、くぐったりすることができます。
「じぐザグ△さンカくワーるド」は、《オクテトラ》から生まれたかたちをもとに、自然のかたちも取り入れながら会場全体をひとつの図形として作り上げました。たくさんのポールには山形に赤色と黄色がペイントされ、まるで森の中にいるような気持ちになります。三角形のクッションは《オクテトラ》から飛び出したかたちのように見えます。どこで遊ぶのか、どうやって遊ぶのかは子どもたちの自由です。様々な遊びの中から、空間に隠されたおもしろいかたちに出合ってください。

遊具とも建築とも、アートとも言えるこの場所は、子どもたちが遊びながらアートを発見できる〈彫刻的空間〉です。

設計:SUPPOSE DESIGN OFFICE
谷尻 誠 + 吉田 愛

2000年 建築設計事務所 SUPPOSE DESIGN OFFICE 設立。
住宅、商業空間、会場構成、ランドスケープ、プロダクト、アート、インスタレーションなど、仕事の範囲は多岐にわたる。
広島・東京の2カ所を拠点とし、インテリアから住宅、複合施設など国内外合わせ現在多数のプロジェクトが進行中。

子供が遊べる彫刻アート作品7 シンフォニー彫刻

奥に見えますのが、、高いところはあまり得意ではないドレッシング大臣ですが、お察しのとおりタワーです。
それも、とにかく螺旋階段を一歩一歩登っていくという非常にアナログ・シンプルの極み。
どういう経緯でこんなものが考え出されたのでしょうか。
ただ、子供にとってはとても楽しい!ということはいうまでもありません。

そして、子連れでいく場合には気をつけないといけないポイントが・・・

ガブリエル・ロアール(フランス、1904 – 96)
1975年
スカルプチャード・グラス、鉄、エポキシ樹旨 1800×800×800cm

高さ18メートル、内径8メートルの塔で、厚さ2、3センチメートルの分厚いガラスを槌で手割にした破片で作られたステンドグラスが全面にはめ込まれ、外からの光を受けて幻想的な美しい世界を創造しています。らせん階段を登りきると、彫刻の森美術館全体と、箱根の山々が見渡せます。

勢いよく登り始めた6歳ケチャップ総理です。

後ろから外国人の方々が迫ってはいますが、ペース的に遅すぎるということはありません。

じわじわと上階へ。

ずっと螺旋階段が続きます。
ステンドグラスが美しい!ですが、息が切れてきます。

はい、確認してはいけません。

どこまで登ったのか?と下を見るとこんな具合であります。

こうして5分くらい螺旋階段を登り続けたところ、箱根の山々が見える頂上にやってきました。

箱根の山ですから、風も強い!
この日は特にです。

彫刻たちがあんなに小さく・・・

ゆっくり観ている余裕はありません。
大地が恋しい。

あぁ、遠くにフェルナンジェレの歩く花が見えます。

そして遠くには音の世界が。

「音の世界」1979年
モザイク、500×1000cm

猪熊は、1938年から2年間のフランス滞在中に、マチスの教えを受けた。
52歳で渡米、以後20年間ニューヨークで創作活動を続けた。
1975年の帰国後は、ハワイと日本のアトリエを行き来し、鳥・動物・手・顔などをモティーフに、それらが浮遊する明快なリズムと色彩をもった抽象絵画を制作し続けた。
その後、旺盛な制作意欲はキャンバスから飛び出し、公共空間にステンドグラスや壁画を制作している。
このモザイク壁画もその一つである。

こうして来た階段とは反対側から続く螺旋階段を、今度はただひたすら降りていきます。
ステンドグラスを観ながら、とにかく下は見ぬことです。

で、6歳ケチャップ総理と登ったわけなんですね。
降りてから、待っていた3歳マヨネーズ副総理が、やっぱり行きたい!と。

やっぱり、、

もう一回・・・。

もう一回往復してきました。

そして、3歳マヨネーズ副総理は下山は怖い!という理由から抱っこになります。
これは想定内ですが、なかなか体力を要しますので、注意が必要です。

子供と観たい彫刻アート作品

子供と観たい彫刻アート作品1 人とペガサス

彫刻の森美術館は、決して子供たちが楽しいだけではありません。
大人も楽しめる彫刻がいっぱい。
そして、中でも印象的なのは子供たちもアート作品に何かしらの反応をするということです。
ぜひ一緒に美術を楽しみたいですよね。

箱根彫刻の森美術館の入り口トンネルを抜けると、すぐに箱根の山々とマッチした彫刻が!

彫刻の森美術館に入って、まず最初に目に飛び込んでくるのがこちらです。
カールミレスの人とペガサス。
大きく羽ばたいていますね〜。

「人とペガサス」1949年
ブロンズ、250×336×140cm

ギリシャ神話の英雄ベレロフォンがペガサスに乗って、怪物キマイラの退治に向かう場面である。
そそり立つ台座の上で人もペガサスも思いきり体を伸ばし、さらに高く飛翔しようとする。
ミレスの彫刻には美術の諸様式が混合しており、ギリシャ・アルカイック期やゴシック、あるいはバロック的な要素が盛り込まれている。
想像力豊かな構図、自由奔放な動きを得意とする彼の作品は、 空を背景にした野外に映える。

箱根 彫刻の森美術館ウェブサイトより引用

人とペガサスは、他の美術館にもあるようですが、この空間で見るのは荘厳ですよ〜。

子供と観たい彫刻アート作品2 嘆きの天使

すぐに脇を見ると、嘆きの天使が!
涙を流しています。
結構大きいですよ。1986年フランスの彫刻家フランソワ=ザビエとクロード・ラランヌ夫妻の作品。

この彫刻の前にくると、決まって3歳 マヨネーズ副総理が顔を横にして同じポーズをするんですよね。

子供と観たい彫刻アート作品3 足跡

足跡は、有田暁子さんの作品。

足跡があると、思わず足を乗せて同じ歩幅で歩いてしまいたくなるから不思議なんですよ。
子供たちもお約束のように足跡の上を歩いていきます。

この足跡、最後はどうなっているかも知らずに・・・

足跡の最終地点は、どうなっているのか!?ぜひ彫刻の森美術館で確かめてみてください!

子供と観たい彫刻アート作品4 ミスブラックパワー

ミスブラックパワーは、巨大です。
女性像なんですが、6歳ケチャップ総理にそのことを言うと、

ケチャップ総理

え〜男だと思った!

そうですよね、

大きいですから、そうかも。
よく見るとバッグも小粋に持ってるんです。

ドレッシング大臣
これから小学校が始まったら、こういうの作ってみたら?
ケチャップ総理
粘土で作ってみたいけど、粘土が足りないから、買ってくれない?

なんと、ケチャップ総理から粘土購入の要請が!
来年度の予算委員会で検討してみますが、これを粘土で作るとなると相当なコストとなるでしょう・・・。

「ミス・ブラック・パワー」1968年
ポリエステル樹脂、ポリウレタン塗料、500×230×75cm

ニキの攻撃的でメランコリーな作風は1965年〈ナナ〉の登場で一転する。

〈ナナ〉はハリボテで作られた巨大な女性像のシリーズで、この作品もそのひとつ。
カラフルな模様のドレスを着て陽気さを振りまきながら堂々と立つ〈ナナ〉。
頭が極端に小さく、目鼻などはどうでもよく、太っちょの大根足。 生命の源としての女性の自信に満ちた、女性自身による、高らかな女性賛歌の像である。

箱根 彫刻の森美術館ウェブサイトより引用

子供と観たい彫刻アート作品5 ヘンリームーアの母と子&ファミリーグループ

ヘンリームーアの彫刻が続いていました。

みなさん家族で彫刻の森美術館に来ていると思いますので、子供たちも何かしら感じることがある家族シリーズが続きます。

ヘンリームーアの母と子。

『<母と子>のアイディアは、私が取りつかれている2つか3つのアイディアのうちのひとつ、私の無尽蔵の主題のひとつである。
<聖母子>が過去の美術ではとても重要で、人は古典の名画を好み、そこから多くを学んできたという事実と何か関係があるのかもしれない。
しかし、その主題自体は永遠で終わりがなく、多くの彫刻的な可能性―小さなかたちと、それを保護している大きなかたちとの関係など―
を持っている。<母と子>は、人間的にも構成的にも非常に豊かな主題なので、私は常に使い続けるだろう。』
Henry Moore Drawings 1969-79, Wildenstein, New York 1979

ヘンリームーアのファミリーグループという作品を見る3歳 マヨネーズ副総理。

3歳 マヨネーズ副総理は、この作品を見て一言、、、

バカヤロ〜♩

と言っていましたよ。い、一体どこでそのような言葉を???

語尾の感じからすると否定的な感想ではないのでしょう。変なの〜くらいの感覚でしょうか・・・。

ファミリー・グループ

ムーアはほとんど男性像を制作しませんでした。
この作品はムーアが構想を練っている間に娘のメアリーが生まれたので、父親となったムーア自身の経験が反映されています。
流れるような曲線を描く両親の腕が子供を中心に結びあわされ、家族の絆や小さな命をいとおしむ姿から、人間愛を感じられます。

子供と観たい彫刻アート作品6 浮かぶ彫刻

少し進むと、何かが!

・上に浮いてるように見えるね。なんで?あんな重たいの浮かないでしょう?水の上にぽとんと、そうでしょ?なんで?どうやって浮いてるの?

・・・

なんで?大人でしょ?

「浮かぶ彫刻 3」1969年
ポリエステル樹脂、塗料、226×226×113cm、183×70×183cm

この作品の小さい方は風が吹くと水の上を滑って、大きい方から離れたり、近づいたり、向きを変えたり、まるで池の鯉や自然との対話を楽しんでるかの様に見える。
マルタ・パンは、1960年代から《浮かぶ彫刻》のシリーズを制作し、世界中の美術館や公園に設置している。
また、都市計画や公共空間のためのプロジェクトも多く手がけている。

子供と観たい彫刻アート作品7 風の封印

ケチャップ総理
見て!

風っぽくないね。おうちの玄関みたいだよ。

玄関の後ろの、柵がついてて、、

6歳 ケチャップ総理の風の封印に対しての感想です。
風っぽくはないですね。

「風の刻印」1979年
白花崗岩、393×310×137cm

流は、1958年に、彼自身が「ワレハダ」と呼ぶ、叩き割った原石そのままのようなごつごつした表面と、磨きあげた石の表面が一体となった彫刻を発表、その簡潔なフォルムと自然を生かした技法、奥深い精神性がまずアメリカで高く評価された。
日本国内やアメリカ各地に、日本人古来の感性を近代的な造形で表現したモニュメンタルな彫刻を制作、彼の作品は風雪にさらされて、ますます深みを増していく。
「風の刻印」は、当館開館10周年を記念して制作された作品。

箱根 彫刻の森美術館ウェブサイトより引用

これもすごいですよ。
ずっとこの棒が回っているんですが、観ているだけで不思議な気持ちになります。

「16本の回転する曲がった棒」1969年
ステンレス・スティール、鉄、モーター、塗料、350×300×300cm

この作品は、ステンレスを使い電気を動力としているが、動きに機械的な硬さはなく、ゆらゆらと回る曲線は独特のきらめきをはなっている。
伊藤は東京芸術大学で金工を学び、ディスプレイの仕事の後彫刻へ転身。
彼の作品は駅前などの公共空間にも多く置かれている。
「人間のいる空間には光があります。自然の空間には動きがあります。その光と動きが私の造形のテーマです。」という、日本を代表するキネティック・アートの作家。

箱根 彫刻の森美術館 ウェブサイトより引用

子供と観たい彫刻アート作品8 終わりなき対話

終わりなき対話です。

ケチャップ総理
え?終わりの話?話が終わったということ?
ドレッシング大臣
そういうことじゃなくて、話に終わりがないってことで、、つまり、ずっと話しているというか・・・
ケチャップ総理

夜から朝まで?ずっと?それは大変でしょう?

何話してるの?

子供からの質問攻めでしたが、終わりなき対話の意味と、これがどう終わりなき対話を表しているのか、をいろいろ説明してみたんですが理解は得られませんでした・・・。

でも、最後に6歳 ケチャップ総理からはこの一言が!

ケチャップ総理
面白くない?これ。オモシロっ!

オモシロっ!

この作品は私、結構好きなんです。

「終わりのない対話」1978年
鉄、アルミニウム、キャンバス、塗料、779×500×500cm

キャンバスを張った帆がふたつ、風まかせに向きを変えながら、上下にうなずき合うような動きを見せる。
流線型のフォルムは風の流れや抵抗が綿密に計算され、どんな風も逃す事はない。
作品は風と一体になって初めて生命が宿ったように、生き生きとした表情を見せる。
新宮は、1966年ミラノで初めて立体作品を発表、以来、風や水の流れなど、目に見えない自然のリズムを様々な動きに置き換えたキネティック・アートを作り続けている。

彫刻の森美術館 おまけ 足湯もある

箱根 彫刻の森美術館にはなんと足湯もあるんですね。

ミニタオルもすぐ脇で販売されているので、手ぶらでもOKです。
これから温泉!という方もウォーミングアップにいかがでしょう?

子供と箱根 彫刻の森 美術館 まとめ

箱根にある彫刻の森美術館は、子供と一緒に行ってもとても楽しめます。
箱根にある数ある美術館のなかでは、子供が一番楽しめる美術館でしょう。

楽しみつつアート作品に触れる、という意味では多感な時期にぜひ行ってみたい美術館の1つではないかと思います。

こども内閣でも、彫刻の森に行きたい!と、名指しでリクエストが出るほど。
0歳、1歳でも安心して回ることができます。

ただし一部階段がありますので、ベビーカー移動前提の場合は若干持ち上げて歩く必要があります。
が、全体としてはスロープが続いているので、私はいつもベビーカーを持って彫刻の森に行っています。
大きい荷物はチケット売り場横のロッカーに預けてしまいますが、おむつ含むベビー用品は持ち歩きます。

箱根子連れ旅行を検討されている方は、ぜひ彫刻の森美術館も視野に入れてみてはいかがでしょう?

箱根 彫刻の森 美術館の詳細

〒250-0407 神奈川県 足柄下郡箱根町二ノ平1121

電話: 0460-82-1161

事前に読んでおいてもさらに楽しい

 

 

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