こども内閣 学び省 大臣のソースです。
6歳、ケチャップ総理は小学校1年生。
先日は初めての公開授業がありました!
そこで、なんとひらかなの「の」について1時間かけて教えているんです。
「の」だけです!
一体どんな授業だったのでしょう?
ひらかなの「の」の授業
「みんな、今日はなんのひらかなかな?」
今日のひらかなは何か?というところからはじまったこの日の授業。
昨日が「な」だから、今日は「に」と続くとかそういう感じではなさそうです。
すると、ブラックボックスが出てきました。
くじびきするような箱です。
何かが入ってるようですね。
一体どういうこと???
質問は3つまで
「それじゃあ、質問してもいいよ。3つまで!」
と先生が話すと、一斉に手が挙がりました。
「それは、スーパーに売ってますか?」
小学1年生のある女の子からそんな質問が。
ボックスの中身が、スーパーにあるのか?という質問。
これでかなり絞られますよね。
「えっと、それは食べられますか?」
と、ある男の子は言いました。
先生は、
「あ、するどい!食べれます。」
「それは、甘いですか?」
「うーん、甘じょっぱい・・かな。」
???答えは?
なに?
これだけでわかるわけないですね。
ところが、
「先生〜、海苔?」って。
えぇ〜、何でわかるんだ!
今日のひらかなの授業はのりの、「の」
というわけで、海苔は箱に入っていました。
「の」という字は、ちょっと癖がありますよね。
さあ、書くのかな・・・?
ところが、先生は一向に書きません。
「じゃあ、ののつくものってなんだろう?」
こうしてのがつくものが次々と挙げられていきます。
子供の自由な発想の「の」
たくさん手が挙がりました。
例えば、
・野原
・伸びる
・のどぼとけ
そんな風に黒板いっぱいになったんですね。
白熱して、ずっと手が挙がり続けます。
・のり
も出ましたが、食べる海苔じゃあない方だね?と先生のフォローが入ります。
こうして30個くらい、出るは出るは、「の」のつく言葉のオンパレード。
いよいよひらかなを書いてみる
こうして、ようやくひらかなを書くことに。
の、という文字は書き順について考える必要はありませんが、この独特の丸い文字は、ちょっとコツがいりますよね。
何度も書いて練習していました。
の
のって、難しいかもしれません。
へのへのもへじを書いてみる
さらに、へのへのもへじを書いてみよう!となりました。
へのへのもへじは、ご存知のとおりひらかなで顔のように見えるキャラクター。
そして、へのへのもへじ以外にも、習った文字をつかって書いてみよう!となりました。
例えば、くのくのもへし、とか。
結構いろいろなひらかなを組み合わせると、絵になるんです。
こうして「の」で1時間
のという文字だけで1時間の授業は終わりました。
これなら、じっくりひらかなについて向き合えます。
詰め込みのハイペース教育ではなく、1つ1つの文字について考え、スルメのように味わうわけですね。
「の」という文字を詰め込まれたら、「の」から始まる言葉に関心を持たないでしょう。
「の」から始まる言葉って、他に何があるんだろう?
小学校1年生の子供たちは、想像力フル回転で挑んでいます。
・のびのびた
も出てきました。
こうやって、じっくり教えて、1年かけて1年生になろう!それが良いと思います。
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