こども内閣学び省大臣のソースです。
ソース大臣、ケチャップ総理とマヨネーズ副総理と一緒にいる時は極力いろいろ話すようにしています。昨日は京王遊びの森 ハグハグのオープンだったので、塗り絵をもらってきたので一緒にやりましたよ。
なんでかというと、できるだけユーチューブ見せたくないんです(笑)
ソース大臣の奥さんは家事に加えて自分でも小さいECサイトを運営しています。仕事&家事やっている大変さはそりゃあもうわかるので、ユーチューブを完全否定するつもりはサラサラありませんが、せめてソース大臣といる時間は!という考えなんです。
でも、ユーチューブって危険性もあるんですよ。
子供にエンドレスに垂れ流される情報
最近、子供にユーチューブを見せている親って少なくありませんよね。
ついつい、ずっと見ていてくれるからって見せてしまうわけです。
ソース大臣としてはちょっと危険だな、と思う時があります。
テレビって、もちろん同じようにずっと見ていることはあるんですが、あるところで番組が終わるんですよ。
アンパンマンだって妖怪ウォッチだって、30分すれば一応は終わりますよね。
ところが、ユーチューブのコンテンツって終わりはするんですが次はこの動画はどう?とおすすめ動画が表示されるんですね。
自動再生していればこれがずっと再生されるわけです。
止めなければエンドレスに。
繰り返し、繰り返しあるものをおすすめされているんです。
無料という裏には何かある
ソース大臣は会社を経営しています。
その中では広告も戦略として組んでいます。
メディア戦略の部署もあります。
その部署では、どうやってユーザーを少しでも他のページに誘導して、たくさんのページを見ていただくか?ということを考えています。
もっと高等な戦略だと、扱っている商品とは違うネタだけど、その商品を購入するユーザーが好きそうな番組を作るんです。
例えば料理用エプロンを売りたいとします。
そしたら、いいエプロンありますよ!ではなくて、料理の特集を組むんです。
1分でできる!お手軽お弁当レシピ とか、そういう風に組みます。
それで最終的にエプロンを認知してもらおうっていうわけですね。
これが最近よくある手法ですし、これが悪いって言っているわけじゃあないんです。
テレビだってCMで成り立っているわけです。
でも、考えてみてください。
ユーチューブの番組で、製作者が何かを売ろう!とか、収益を得よう!と思って作っていたとしたら、、、
どのくらい巧妙にやるのでしょう?
ユーチューバーはかなりの広告収益を得ています。
これは素晴らしいことです。
ですが、そこでおもちゃの魅力、ゲームのやり方を伝え続けていたら?
それを見た子供は、繰り返し見ているうちにおもちゃ、ゲームが欲しくなる。
実は無料とされている番組は、どこかに収益を得る仕組みがあるわけです。
だから、結果何かを買っているわけですね。
しっかり裏をとっていない
映画を考えてみましょう。
映画は、何かしら伝えたいメッセージがそこにあると思うんです。
テレビのドキュメンタリー番組なんかもそうです。
ただ視聴率取れそうだから!と構成するばかりじゃあありません。
雑誌なんかもそうですし、書籍などもしっかり裏をとってから出版します。
ところがユーチューブって、あくまでも個人的見解なわけです。
言ってみれば今こうして書いているソース大臣の文章だって、ソース大臣の個人的に思っていることなわけで、正解かどうかなんてわかりません。あくまでも個人的な価値観。
伝えたい重要なメッセージが込められているか?といったら、そこまで考えられていないのではないでしょうか。
この思想私は好き!と分別できない。やっぱり垂れ流し
(ユーチューバーとして有名なヒカキンは子供にも大人気・・・。)
でも、本当かどうかわからない個人的価値観を、あ!私は共感できる!と思ったら受け入れていいんです。
え?私は共感できない。と思ったら見ないという選択肢もあります。
そして場合によっては炎上しますよね。
つまり、賛否両論であってその意見は違うのでは?と否定的な意見も発言できるし、そうやって議論が発展することがあるのです。
で、子供はどうでしょう?
大人が発信している個人的な価値観を、私はこの人の考え方がいいな!と思うよ。と考えるでしょうか?
おそらく垂れ流し情報を鵜呑みにします。
だから、子供にユーチューブはほどほどにしないといけなんじゃないかな、とソース大臣は思うんです。
NHK教育テレビが素晴らしい!と絶賛はしませんが、やっぱりヒカキンのユーチューブよりはお金と時間をかけて作り込まれています。
しまじろうも、どうやってわかりやすく子供に大切なことを学べるか?をきっとヒカキンよりは考えていますよね。
ユーチューブから学べることもたくさん
ただし、おもちゃの遊び方を大人が教えるってあまりありません。
また、それらを幼稚園でスクールでやる部分もあるわけですが、それを動画で学んでいます。
だから何もかも全部がダメ、というわけではありません。
実際に遊び方を学んで、それをやってみるということにも繋がります。
また、何かを説明する、人に伝えるということがどういうことなのかを、自然と学んでいます。
ユーチューバーの真似をする子がいるのは、プレゼンテーションのような自己表現の場が社会人になるまではなかなかない日本人にとっては良い勉強です。
ユーチューバーも売れている方は自宅にスタジオを組んで、最適なタイミングで効果音を入れて、テロップを流す。いってみれば立派な編集局です。どうしたら閲覧数が集まるか?を意識して番組を作っているでしょうからね。
まとめ
誤解のないように言いますと、こども内閣がヒカキンが嫌い!と言っているのではありません。
ヒカキンさんは当初毎日チャンネル更新をしていたそうで、努力の方です。
ただ、やはり子供にユーチューブ、とってもお手軽なんです。
でも、ユーチューブがそもそも無料ってことは何かでお金を得る仕組みがあります。
また、あくまでも個人的な見解がユーチューブ、ユーチューバーです。
思慮分別ができない子供が、これが正しい!と思ってしまうのはちょっと怖いですね。
もちろん忙しい、飲食店にいる、電車に乗っている、などの時にユーチューブを見てもらえば静かになってくれる、という利点はあると思います。
1日の限度時間を設定して、ダラダラではなくてうまく使ってみてはいかがでしょう?
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