こども内閣 おでかけ省 大臣のおしょうゆです。
JR東日本の普通列車には、一部グリーン車が連結されています。
関東近郊に子連れでお出かけする時に、グリーン車に乗れば快適に移動できます。特にグリーン車は2階建車両になっているので景色も爽快で子供も大喜び!一度は乗ってみたいのが二階建て車両の普通グリーン車ではないでしょうか?
こども内閣のケチャップ総理、大好きな湘南新宿ラインのグリーン車に乗れる!と大変ご機嫌な1日に。
3分でわかる子連れグリーン車のポイントをお届けします。
グリーン車料金は何歳からかかる?
■もくじ
JRの普通グリーン車は、基本的には小学生からグリーン車料金が発生します。
年齢ではなく、就学しているかしていないか?によって異なってくるわけです。
幼稚園や保育園に通っている段階ではグリーン車料金は発生しません。
小学生でなければ、普通グリーン車に膝の上ではなく、1席座っていても料金はかからないんです。
子供のグリーン車料金は?
JRの普通グリーン車の料金設定に、大人料金・子供料金の設定はありません。
つまり、小学生でも大人と同じグリーン車料金がかかります。
そして、距離に関わらず土曜・日曜は200円安く(1人)なります。
子供をヒザに乗せても料金はかかる?
子供をヒザの上に乗せていたら、グリーン車料金はかかるのでしょうか?
ヒザに乗せていても、小学生以上の場合は1席分のグリーン車料金がかかります。
グリーン車は仮にデッキに立っていても、グリーン車料金がかかることになっているのです。
逆に、未就学児ならグリーン車料金はかからずにグリーン車に乗ることができます。
ヒザに乗せていても、乗せていなくても未就学児なら料金がかからないのです。
普通グリーン車は子供と立っていても料金がかかる
普通グリーン車は、デッキの部分もあるわけですが、例え満席でデッキに立っていても小学生以上の場合は料金がかかってしまうんです。
この場合も、大人のグリーン車料金が発生するので、グリーン車エリアに立って乗るのはもったいない気がしますね。
車内で買うのと事前に買うのとで料金が違う
「グリーン車をご利用の際にはグリーン券が必要です。 グリーン券を車内でお買い求めの場合、駅での発売額と異なりますので、ご了承ください。」というアナウンスが流れていますね。
そうなんです、普通グリーン車の料金は、車内で買うとグリーン料金が高いんです。
車内で購入するよりも、平日も週末も、260円アップになります。
湘南新宿ラインなどのグリーン車の料金には「駅で購入する料金」と「車内で購入する料金」の設定があるのです。
実際に電車に乗車したあとに、車掌さんから車内でグリーン券を購入することはできます。
ただ、料金は割増になってしまいます。
事前にみどりの窓口か、湘南新宿ラインのホームにある自動券売機でグリーン券を購入することをおすすめします。
自動発券機で購入するにはスイカ・パスモなどが必要
ただし、ホームにある自動発券機でグリーン券を買うには、チャージするようにスイカ・パスモなどにグリーン券情報を記憶させる必要があります。
湘南新宿ラインのホームでグリーン券を買おう!
でもスイカやパスモは持っていない!
そんな方は一旦ホームから出て、みどりの窓口に行くか、駅の改札外の切符購入記でグリーン券を購入する必要があるんです。
どうしてこんな面倒な設定になっているのでしょう?
JR東日本に聞いてみたところ、《駅ホームでは購入する際に混雑が予想されるためです。》とのこと。
グリーン車を利用する場合はスイカやパスモなどは持っておいた方が良さそうですね。
グリーン券を購入してみる
ホームで購入する場合は、ホームにあるグリーン券売り場まで行きます。
グリーン券売り場を発見。
この機械がグリーン券発券機。
モバイルSuicaは利用できないとのこと。
また、この機械でチャージのみは利用できませんが、グリーン券を購入するためのチャージはできます。
まずはスイカやパスモをセット。
色が変わるまでカードを動かさないようにします。
目的地になる路線とエリアを選択します。
距離によって料金が変わります。
写真は平日料金(週末はどちらのエリアも+200円)
もしセットしたスイカやパスモが残額不足の場合、このままチャージしてグリーン券購入をすることも可能です。
1,000円をチャージしてみました。
Suicaグリーン券情報を書き込みました。というメッセージが。
これでこのカードにグリーン券の情報が入ったということなので、これで手続きは完了です。
普通グリーン車の乗り場
普通グリーン車は、例えば湘南新宿ラインや横須賀線の場合、15両編成のタイプと10両編成のタイプが走っているのですが、どちらの車両数かによって、グリーン車がホームに停車する位置が変わってくるのです。
15両編成の場合も、10両編成の場合も4号車・5号車がグリーン車なのですが、編成が長くなるとどこに止まるのか?が変わってくるわけですね。
子供とグリーン車に乗る場合、車両の位置を間違えてしまうとホームを走って移動するのは危険なので、位置は事前にしっかり把握しておきましょう。
ホームの足元にも目印がありますよ。
頭上にも案内があります。
事前に何両編成か?を確認しておきましょう。
次に来る電車が何両編成なのか?は電光掲示板に表示されています。
万が一、グリーン車とは違う車両だった場合、車内からも移動できます。
ただし、先頭車同士が連結していて、行き来できない車両同士もあります。この場合は一旦駅で降りないとグリーン車に乗れないので、やはり子連れの場合は特に位置を確認しておきたいところです。
子連れでグリーン車に乗ってから行うこと
普通グリーン車は基本的には座席を事前に予約して乗る指定席ではなく、自由席。
グリーン車に乗ると、まずは好きな座席に座ります。
そして、頭上に赤いランプとスイカのマークがあるので、ここに先ほどグリーン券情報を書き込んだスイカ・パスモをタッチして座席確保する必要があるのです。
窓側、通路側それぞれ赤いランプが点灯しています。
ここにスイカをかざしてみます。
ランプが緑色に変わりました。
これで手続き完了です。
人数分この処理をする必要がありますが、未就学児は直接車掌さんに言って緑色にしてもらう必要があります。
車掌さんは定期的にまわってきますので、それまでの間は未就学児の子供が座っている座席は赤色のランプが点灯していることになります。
もし途中で乗り換えをして、乗り換えた電車でもグリーン車に乗る予定をしている場合は、降りる時にもう一度スイカ・パスモをタッチすると再び赤色に戻って、次の電車にもグリーン車があれば引き継ぐことができますよ。
席を移動する時も、この方法で移動できますよ。
2階建グリーン車の座席の料金
普通グリーン車に乗車すると、
- 普通の高さの席
- 地下の席
- 2階席
この3つのゾーンがあります。
もっとも眺めが良く、子供に人気があるのは2階席ですが、グリーン車料金は2階席であっても変わりません!
地下の席は、普通よりも低い位置の景色なので、すれ違う電車の車輪などが大迫力で見えます。
2階席は普通よりも高い位置にあるので、景色が良くて子連れならおすすめです。
ただし、以下でご説明するように、2階と地下グリーン席には荷物ラックがありません。
子連れの普通グリーン車のアクティビティの注意点
普通グリーン車には地下・2階の位置にはそれぞれ荷物入れはありません。
そこで、子連れで普通グリーン車に乗る場合で、荷物量が多い場合は1階部分がおすすめです。
1階部分は、車両の前後一部だけ存在します。
2階グリーン席のような見晴らしはありませんが、普通の電車の高さのグリーン席です。
頭上に荷物ラックがあるので、子供のおもちゃやおむつはここに置いておけばスペースが有効活用できます。
普通グリーン車が連結されている関東の路線
普通グリーン車は、グリーン車が連結されている電車が走っている路線と、グリーン車がない路線があります。
グリーン車が連結されている路線はこんな感じです。
- 東海道線
- 湘南新宿ライン
- 上野東京ライン
- 高崎線
- 宇都宮線
- 横須賀線
- 総武快速線
- 常磐線
子連れでグリーン車に乗る子供料金まとめ
湘南新宿ラインをはじめ、東海道線や横須賀線を走っている普通電車に連結されているグリーン車。
この普通グリーン車に子連れで乗る場合は、
小学生以上だと大人と同様のグリーン車料金がかかります。
そして未就学児なら座席は無料で利用できます。
また、小学生以上の子供を膝の上に乗せてもグリーン車料金は通常通りかかります。
小学生というラインが一つのポイントですね。